しばらく次の旅の計画がないので、昔々の旅の思い出を整理しています。
今回は2000年夏休みに行ったフィンランド・ムーミンワールドの思い出です。とても古い旅の思い出ですので、今とは状況も金額もかなり違っているかと思いますが、おばさんの昔語りです。もしよろしければ、お付き合いくださいね。当時のフィンランドの通貨はユーロではなく、フィンランドマルカでした。懐かしい。
フィンランドに行ってみよう!
2000年の夏、ドイツ・ミュンヘンを旅行する機会があり、航空券料金が2都市まで同料金だったため日本発→フランクフルト着、ドイツ国内移動後、ミュンヘン発→ヘルシンキ着、ヘルシンキ発→日本着という航空券を発券してもらいました。HISドイツ支店発売の日本発ドイツ着の呼び寄せチケットでした。当時、海外で発券してもらう方がとても安いチケットがあったんですよね。この後、こういうやり方がなくなってしまい、残念です。
フィンランドに行こうと思ったのは、ムーミンが大好きだったからです。私が子供の頃に観ていた岸田今日子さんが声優をされていたムーミン(細長い体型でしたね)はそれほど好きでもなかったです。が、私の娘たちが幼い頃に放映されていた「楽しいムーミン一家」のふっくらとした可愛らしいキャラクター(名倉靖博氏デザイン)と声優さん(高田みなみさん他)、音楽(白鳥英美子さん歌唱)が、とても好きで好きで、ムーミンのことが大好きになりました。1993年の夏至の日にムーミンワールドがOPENしたニュースを聞いた時から絶対にいつか行こうと心に決めていたのです。
ヘルシンキ・ヴァンター空港
ドイツ国内を旅行後、ミュンヘンを飛び立ち、フィンランド・ヘルシンキヴァンター空港に降り立ちました。飛行機を降りて階段を下りたところに、ムーミンママのイラストがお出迎えしてくれていました。ムーミンの国に来られたんだなぁと胸が熱くなりました。
ムーミンママがお出迎え
空港→ヘルシンキ駅→トゥルク駅→ナーンタリスパホテル
ヘルシンキ空港からムーミンワールドのあるナーンタリ最寄駅のトゥルクまでは、直行バスがあることはわかっていましたが、フィンランドの鉄道に乗ってみたかったので、まずは空港からヘルシンキ駅までタクシーで行きました。25分くらいで到着しました。
ヘルシンキ駅で切符を買いました。2000年当時のことですが、ヘルシンキ・トゥルク間・往復・2等・指定席の大人1人・子供2人の合計代金が5000円少々でした。家族割引チケットになっていたよう定価よりもかなり安くなっていたようです。
ヘルシンキ発の特急列車でトゥルクまで行きました。
17時50分頃、ヘルシンキ駅からトゥルク行きの列車に乗り込みました。2等席でも一つずつ枕が頭の位置に付いているし、フットレストもあって足許もひろびろで快適!車窓からの景色は、ひたすら森・森・森・・・・という感じ。フィンランドには国民1人当たり1個以上の割合であると言われている湖には、残念ながらあまりお目にかかれませんでした。車内はとても空いていて、のんびりのびのび過ごしているうちに、2時間くらいでトゥルク駅に到着しました。トゥルクはヘルシンキ・タンペレに次ぐ第三の都市・・・のはずですが、小さな可愛らしい駅でした。
座席配列は、一列・通路・二列となっており、広々ゆったりしていました。
宿泊するナーンタリ・スパ・リゾートホテルまではバスでも行けるらしいけど、もう夜の8時も過ぎてしまったので(しかし真昼間のように明るい!)、タクシーで向かうことにしました。駅前からタクシー乗車。ほんの20分くらいでホテルに到着しました(100FM=約1700円くらい)。
ナーンタリ・スパリゾート・ホテル
ナーンタリ・スパリゾートホテルは、自然豊かな森の中に建てられていて、温水プールや露天風呂、サウナなどが完備したとても素敵なリゾートホテルです。フロントには、完璧な日本語を話すスタッフさんもおられたし、ホテル案内の書類やホテル内の案内表示も日本語表示もあり、苦労なしでした。JTBのバッジをつけたような添乗員付き団体ツアーがお得意様のようでしたね。
ホテルエントランス
部屋から直接共用の広いテラスに出られるようになっていました。
お部屋は広くてとても素敵でした。ベッド二台とソファ(うちの場合はこれがベッドになる)のあるエリアの間仕切りがちょっと障子を思わせるような作りになって和風テイスト。共用の広いテラスにも出られるようになっていて、カモのいる池や広い芝生と木々が眺められるようにもなっていました。空気も心なしか美味しく感じられました。
お部屋は広くてきれい。障子のような仕切りがありました。
早速温水プールのあるスパパラダイスに行ってみました。更衣室前にはしっかり「男」・「女」と漢字での表記もありました。室内の温水プールと細かいアワの出る気泡風呂とブクブクと激しくアワの出るお風呂、外には海を見渡して泳げる温水プールというか露天風呂がありました。室内はローマ彫刻像があちこちに置いてあり、ゴージャスなローマ風呂風装飾がとってもキレイで高級感いっぱい!温泉の温度はちょうどよくて気持ちイイ!
でもプールの水は温水とはいえ、かなり冷たい。私はちょっと冷たくて泳ぐ気がしないので、温泉にのんびり浸かりながら、娘たちが泳いでいるのをのんびり眺めていました。外のプールは温泉というにはちょっとぬるいけど、冷たいというほどでなく露天風呂気分で海を眺めながらのんびりするのも気持ちよかったです。でも、小柄な日本人の場合、溺れる可能性大なほどとっても深いです。子供用のプールはなく、腰につけるタイプと腕につけるタイプの浮き輪の貸し出しもあるようです。私の娘たちはここの深い温泉プールで立ち泳ぎをマスターしたそうです。
残念だったのは更衣室にあるサウナやシャワーエリア(もちろん男女は別)では、一糸まとわぬスッポンッポン姿でヘッチャラで歩くお国柄のせいなのか、このスパパラダイスというエリア一体での写真撮影は禁止ということで、写真を撮れなかったことです。現在はブログなどでプールエリアの写真を載せてらっしゃる方もいるようなので、今はOKになったのかしらね。
それにしても、フィンランドの皆さんはプールやサウナに入った後は、仕切りもカーテンも何もないシャワーブースで本当に素っ裸になっちゃうんですよ。子供からおばあさままでみんな何の抵抗感もなしにね。で、ロッカールームまでも何も隠さずそのまんまの姿で・・・。フィンランドの人は大抵の人が湖の別荘にサウナルームを持っていて、そこでホスト側の家族はもちろん、招待されたゲストも男女一緒に裸でサウナパーティをするという話を聞いたこともあるから、こんなのは平気なんでしょうね。そして、素肌にバスローブ(ホテルの部屋に人数分常備)だけをひっかけて皆さんお部屋に戻られるのでした。
夜8時を過ぎても、まだまだお昼のような明るさでした。完全な白夜になる地域ではないので、夜中には日が沈むのでしょうが、私が起きている時間帯(朝6時頃から夜11時過ぎ頃まで)は、一度も日が沈んだのを見ていません。
明るいので散歩に出てみました。近くのコテージに滞在している人々が、かわいいワンちゃんを連れてたくさんお散歩に来ていたので、ちょっと触らせてもらったり、カモがたくさんいる池を眺めたりしてのんびり。ホテル裏庭には、チェリーやラズベリー、クランベリーの木が無造作に植えてあり、たわわに実をつけていました。ホテルのカフェのケーキの上にこういうのがいっぱい載っかっていたけれど、もしかしてここで採ったのを使っていたりして?内緒で1個だけちぎってチェリーを食べてみたけど、超絶酸っぱくて悶絶!!盗み食いをした罰ですね、ごめんなさい。
ホテル周辺には気持ちのよい散歩道がありました。
この明るさで、既に夜8時を過ぎています。完全な白夜になる地域ではありませんが、滞在中私は一度も日が沈んだのを見ませんでした。
カモの群れが泳ぐ池を眺める。のどかだわ。
ムーミンワールド
桟橋を渡ってムーミンワールドへ
ムーミンワールドまでは、ホテルから海沿いの小道を散歩がてら歩いて20分程度です。ホテルで案内地図が貰えます。送迎トロリー(有料)もありました。離れ小島にあるので、長い桟橋を渡って行きます。本土からはムーミンワールドの様子はさっぱり見えません。ただ木々が生い茂る森があるなとわかるだけで。長い桟橋を渡って行く途中にも、葦が生い茂っていたり、カモさんがのんびり泳いでいたりして、この葦の隙間からムーミンが顔を出すのではないか?と思ってしまいます。
ムーミン、フローレン、ミー、、、どこにいますか?
ムーミンワールドのある島に渡る桟橋入口。
桟橋を渡り終え、エントランスに到着。小さな門と園内図とムーミン屋敷色(青)の切符売り場が2個あるだけのそれはそれは小さな入場口です。入園料は大人(80FM=約1360円)、子供(60FM?=約1020円?ちょっとうろ覚え)を支払うと、腕輪タイプの入園証を巻きつけてくれます。料金はもちろん2000年当時のものです。今はもっと高くなっているようですね。
桟橋を渡ってムーミンワールドへ。
ムーミンワールド入園ゲート
園内案内図。[/caption]
ムーミン劇場でショータイム
細い坂を登って行くと、ムーミンショーをやっているムーミン劇場がありました。フィンランド語だから何を言っているのかはわからないけど、歌と踊りが主流なので、見てるだけで楽しいです。ムーミンとフローレン、ミー、スナフキンが踊っていました。ミーはたまねぎ頭をつけたお姉さんがやっていて、ちょっと背が高すぎ!スナフキンも普通の明るいお兄さんという感じでちょっとイメージ違いかな。ムーミンとフローレンは柔らかそうででっかくてよかったです。途中、クラリッサばあさん(ムーミンの友達の魔女のアリサのおばあさんでやはり魔女)まで出てきてびっくりしました。飛行おに(黒ヒョウに乗って飛んでくる魔法使い)が出ることもあるらしいです。
ミーは背が高すぎだわね。
ふんわりとでかくて可愛らしいけど、若干作りが雑かもね。
ムーミン屋敷はイメージ通りで素晴らしい!
そしてやっぱりまずはムーミン屋敷を見なければなりません。そのまま道を進んで行くと、堂々とそびえ立つムーミン屋敷がありました。物語の中でムーミンパパが作った小川にかかる片側しか欄干のない橋も、スナフキンの口笛を聞いたムーミンが朝早くこっそり家を抜け出す時に使う縄ばしごまで、しっかりと再現されていました。そして、ムーミン屋敷のテラスでは、アニメさながらにムーミンパパがロッキングチェアに座って本を読んでいました。パパ、会いたかったよ、感動!
ムーミン屋敷。ムーミンが伝い降りる縄ばしご完備。アニメのまんまね。
アニメではよくムーミンとスナフキンがこの欄干に腰掛けているわね。スナフキンはハーモニカを吹いているかな。
ムーミンパパ大人気。
お屋敷の前では、フローレン、ムーミンママ、ムーミンパパ、スニフが交代で登場して、写真撮影に応じてくれます。でもディズニーランドのようにサイン帳を持っている子供はいなかったな。近くで見るムーミン一家の皆さんは、本当に柔らかくてふわふわで、体もとっても大きくて、まさに私のイメージ通り!!大感動。
フローレン(スノークのお嬢さん)。かわいい!
スニフは耳が倒れ過ぎじゃない?
警察署長さんスタイルのスタッフさんは、日本語がお上手でした。
もちろんムーミン屋敷の中にも入れますよ。入ってすぐはリビングとママの台所。私達が台所の写真を撮っていると、ムーミンママがちょうど家の中に入ってきて、「ああ、忙しいわ。」とでも言っているように台所に入って行き(台所の中のみママ以外は入れないように仕切りがある)、テーブルの花瓶のお水を確認したり、台所に立って食器を出して来たりして、忙しそうに働いていました。
ムーミン屋敷内の台所。
ママが登場。忙しそうに台所仕事を始めました。
上階にも螺旋階段で上がれるようになっていて、ムーミンの部屋(小さいベッドはミーのかな?)、お人形やレースで飾り付けられたフローレンのお部屋、小説を書くときに使うタイプライターが置いてあるムーミンパパの部屋なんかもありました。
ムーミンのお部屋かな。二段ベッドはムーミンとスニフが寝るのかな?小さいベッドはミー?
この可愛いお部屋はフローレンかな?
全て見終わって、下り専用のらせん階段を下っていくと、出口近くにはムーミンママが作ったピクルスやジャムなどの保存食やじゃがいも・たまねぎ・ニンジンなどのホンモノの野菜が置いてある食べ物貯蔵室まで・・・。ママのお料理食べてみたいな。もし私に何かムーミンママが作ってくれるというのなら、もちろん木イチゴのジャムをたっぷりかけたパンケーキかな。
ランチ
ムーミン屋敷をたっぷり見学させてもらってから、ランチ。あいにくムーミンママのパンケーキはなかったので(ムーミンジュースは売っていた)、ピザをいただきました。大判のピザ1枚が確か日本円で1000円以下くらいで、結構安くておいしかったよ。お水はノンガスのボトルが売っていたので助かりました。ヨーロッパは水といえば炭酸水が多くて、娘たちは炭酸が苦手だったので結構苦労しました。
ランチにピザを食べました。まぁまぁ美味しかったです。一枚1,000円弱くらい。
ムーミン郵便局
お昼が済んだら、ムーミン郵便局に行きました。ここはムーミンの絵ハガキ(アニメ調とトーベヤンソン原作調)とムーミン切手、ムーミン切手キーチェーン、郵便局員に扮したムーミンのキーチェーンの販売もあります。絵ハガキをしたためるテーブルとペンもあるので、ぜひここでハガキを書いて送ってね。お友達はもちろん、自分宛にも忘れずに。ムーミンスタンプ(ホンモノの消印)を押してくれるよ。このハガキを自分で出しながら、自宅で受け取った時には、あまりの可愛らしさに大感動!
ムーミン切手。絵柄はその時々で変わるそうです。
消印が郵便屋さんに扮したムーミンなの。可愛いでしょ?
本物の切手が入ったキーホルダーやバッジなど。
ムーミン谷を探検
ハガキを出した後は、ムーミン谷を探検。小さな島の周りをぐるりと回れるようにボードウォークの遊歩道があり歩きやすいです。所々にある「滑るから注意!」とか「ベビーカー禁止」などの看板もミーちゃんの図柄で可愛らしい。
まず最初にあったのが、モラン(時々ムーミン谷へやってくる体の大きな女のオバケ)の家。悲しげにうぉーっと唸り声が聞こえてきました。次にあったのが、つり橋。小さなものだけど、縄だけで吊られているので小さな子供達が喜んで揺らすものだから、ものすごく激しく揺れて面白い!そしてお次はニョロニョロの家。ニョロニョロはゼイタクにも1匹1軒の家に住んでいました。そして次は、スナフキンが釣りをしていたり、ムーミンたちが水遊びをしたりする海の桟橋。アニメで「スニフが失恋して身投げしようとしていると勘違いしてそれを止めようとしたムーミンとフローレン、ミィーが海に落っこちた桟橋」だったことを思い出します。懐かしい。この桟橋の横手辺りは海水浴場になっていて、ムーミンワールド園内でありながら、海水浴をしている家族もいました。水着持参で来てたのね。でも泳ぐには少々気温が低めかなと思いました。
モランの家。中から悲しげな唸り声が聞こえてきます。
海の桟橋の水浴び小屋。アニメによく出てきますね。 吊り橋。子供たちが揺らす、揺らす! 次の順路はパパのヨット。このお船でムーミン一家はよく冒険の旅に出かけるんだよね。坂を登ったところに展望台があり、望遠鏡もありましたが、二女が覗いてみたらレンズも入っていないただの木の筒をくりぬいてあるだけだって。その辺りには木で出来たムーミンの大きなパズルや、ミニミニパターゴルフゲームができる小さな子供が遊べるエリアありました。
ムーミンパパのヨット。
望遠鏡は形だけで、レンズが入ってなかったんだって。
そして私がいちばん感動したのは、スナフキンのテント。今の今までスナフキンがそこでたき火をしながら、ハーモニカを吹いていたのではないかと思われるような、古びた三角テントとたき火のあとが・・・・。スナフキン、ここに座っていてほしかったな。会いたかったよ。
スナフキンのテント。リアルでしょ。
あずまやのようなところに、人だかりがしているのなと思ったら、なんとムーミンがいました。ムーミンだけはムーミン屋敷の前にいないなぁと思ったら、ここにいたのね。ここのムーミン・トロールくんは持参のカメラ撮影は×で、スタッフのお姉さんがデジカメで写してくれて、それを買うというものでした(1枚30FM=約510円)。
ムーミンと記念撮影。有料(500円くらい)。目の部分から中の人(メガネをかけた華奢な青年)と目が合ってしまったことは内緒ね。
お土産物屋さんでお買い物
ムーミンショップでお買い物しました。私はずっとここでムーミンのマグカップを買うことを楽しみにしていました。絵柄はトーベ・ヤンソンさんの原画なので、クラッシックな感じがとてもよろしい。フィンランドの陶器トップメーカーのアラビア社のもので、お値段は2000年当時で一個1100円程度でした。現在、アラビア社の公式オンラインショップでは3,240円とありますから、今思えば安い買い物でしたが、当時マグカップに1,000円以上かけるなんてびっくりでしたから、それこそ清水の舞台から飛び降りる気持ちで思いきって家族分4個買いました。今現在でも、一年中毎日使っています。18年経ってもびくともしません。よいお買い物でした。
アラビア社製ムーミンマグ。1個1,100円くらい。今でも毎日使っています。一年中朝昼晩と、コーヒー、緑茶、麦茶に水となんでもこれで飲んでいます。
その他、ムーミンの小皿や長女はピンバッジをたくさん、二女はTシャツとシールブックなどを買いました。ヘムレンさんのイトコのヘムルさんの虫採り網やムーミンのキシリトールガムなんかも売っていましたよ。ムーミン一家の可愛らしい紙袋に入れてもらってうれしかったです。店員さんは、フィヨンカさんスタイルで可愛かったです。
アラビア社製ムーミン小皿。1,000円くらい。食器としては使いにくいので、観賞用かな。
ムーミンシールブック。
フィヨンカさんが店員さんをしていたよ。
ナーンタリ中心街
満ち足りた気持ちでムーミンワールドを後にして、徒歩で10分くらいのナーンタリの中心部まで海沿いの道を歩いて行きました。ナーンタリ中心街にはかわいいカフェやレストランやお店がいっぱいで、バンド演奏なんかもあって楽しそう。木陰のベンチで道行く人々やお散歩を楽しんでいるワンちゃんを眺めたりしているうちに、ホテル行きのかわいいトロリーが来たので、乗せてもらってホテルへ戻りました。
へルシンキ市内
ナーンタリで2泊したあと、ヘルシンキで一泊しました。落ち着いたというかむしろ地味な街と言った方がしっくりくるかな。街の色合いが地味目で静かな落ち着いたところでした。細かな階段を上りきったところにあるヘルシンキ大聖堂の荘厳な姿がとても印象的でした。海沿いには市場が出ていて、イチゴなどのフルーツを買って食べました。美味しかったです。
ヘルシンキ大聖堂。荘厳すぎてピッと背筋が伸びてしまう感じ。
三人の鍛冶屋像。なぜか鍛冶屋さんは裸なの。
海辺の市場でイチゴを買いました。
ヘルシンキからロンドン経由で帰りました。ロンドンは逆方向になるので、ちょっと時間のロスでしたが、ロンドンの空港でもハロッズのグッズなども買えてよかったです。
フィンランド滞在はたったの3泊でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。この旅ではタンペレのムーミン博物館に行けなかったことが心残りでしたので、いつか、またフィンランドを訪れることが出来たらいいなと。夢ですけどね。
古い旅のお話にお付き合い下さいまして、ありがとうございました。