おばたび~obasanだって旅したい

香港・スペイン・大塚国際美術館・伊勢など楽しい旅の思い出を語ります。

おばさんだけど、たまには一人旅でもしてみるか。

2018年春、久しぶりに旅にでも出てみるかと思い立ちました。

1990年代半ばから2000年前半まで、子供たちがまだオムツをしているような頃から家族でちょくちょく海外旅行に出掛けました。しかし、子らも当然ながら成長していき、中学校にでも上がると部活だテスト週間だ、受験だなどなど、いろいろとどうにも都合のつかないことも出てきました。もちろん学費の工面で家庭内財政状況の悪化という時期もありました。その後、娘たちも社会人になりそろそろ再開出来るか?と思いかけたところで、上の娘の結婚・出産、そして身内の病気などで、またまた旅行のチャンスが遠のいてしましました。ここ10年間くらいは、全く行けなかったわけでもないが海外旅行に出るチャンスは激減しました。

そんな行けない時期を経て、ここ最近はまずまず安定した日々。もうそろそろどこかへ行ってみるか?行きたいところはたくさんあります。マドリードプラド美術館でラスメニーナスを見たいなだとか、香港か上海のディズニーランドに行ってステラ・ルーちゃんに会いたいなぁ、行けるよなぁ、いつか、いつか、いつか、、、。ブランクのせいで腰が重くなってしまいました。

いかん、いかん。身内の思いがけない病気・死別などを経験し、人生何が起こるかは先のことはわからないと知ったのだから、幸運にも行ける機会に恵まれるのであれば、その幸運は生かさねば。

夫の両親も私の母親(父親は既に他界)ももう80歳代であり、ありがたいことに現在はとても元気で暮らしてくれているものの、いつなんどき何がおこるか知れない。私自身もそろそろ50歳半ば、自分とて、いつまで旅行に出られる気力体力が持つかもわからない。

この先旅に出る機会が何度巡ってくるかはわからないけれども、残されたチャンスを大切に使っていこう。いつかいつかと夢見ているだけでは、あっという間に人生は終わってしまうかも。

娘たちもすっかり大人になり忙しい、夫は仕事で忙しい、老両親は健康だけど海外旅行はちょっと難しい、そして簡単に海外まで付き合ってくれるような暇な友達もそうそうおらず、、、しかし、ぐずぐずしていたらチャンスを逃す。それならば、たまには一人で行ってしまってもいいかもね。

もともと一人で過ごすのが大好きだから一人旅が寂しいとは全く思いませんが、もし旅先で病気になったら?もしお金を全額盗まれたら?などと、若干の不安がなくはない。でも、そこはおばさんだもの、大した知恵はないけれどきっとなんとかなるだろうよ。

こんな感じで一人でも出掛けてみることにしました。わくわくしてきたよ。