おばたび~obasanだって旅したい

香港・スペイン・大塚国際美術館・伊勢など楽しい旅の思い出を語ります。

名古屋から大塚国際美術館に行ってみたよ①行き方研究編

大塚国際美術館に行ってみたい

2018年末の紅白歌合戦で米津玄師さんがLemonを歌唱された場所がとても素晴らしく、行ってみたいなと思いました。

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館システィーナ礼拝堂(レプリカ)からの中継だったそうですね。日本にこんなキレイな美術館があるなんて知らなんだわ。

システィーナ礼拝堂をぜひ見てみたいなと思って調べ始めたのですが、世界中の1000点の名画の原寸大レプリカが一気に観られるということに激しく惹かれました。私が昨年末(2018年12月)に行ったスペイン・マドリード旅行で観て大感動したベラスケス・ルーベンスゴヤ・エルグレコピカソなどの名画もたっくさんあるらしい。大好きなラス・メニーナスも原寸大!なんかわくわくしてきたわ。

なんとか行ってみたいわ。徳島がどこにあるのかも知らない私ですが、これから調べて行く方法を考えてみましょう。

とりあえず調べた結果は以下の通りです。まっぷる徳島を参考にしています。

大塚国際美術館とは

基本情報

開園時間

9:30-17:00(入館券の発売は16:00迄)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌日、他不定休あり)

住所

徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福地65-1

アクセス

公共交通機関 JR鳴門駅から徳島バスで15分、大塚国際美術館前下車すぐ

車 神戸淡路鳴門自動車道の「鳴門北インター」から鳴門海峡方面(左折)約3分

入館料 3,240円

駐車場 無料

コインロッカー 無料(100円入れて返却されるタイプ)

大塚国際美術館公式サイト

特長

◆ 鑑賞ルートは約4キロ、地下3階から地上2階

◆ 特殊技術で陶器に原画の写真を転写し焼いた陶板名画1000点が原寸大で展示されている

◆ 世界25か国190余りの美術館所蔵の名画のレプリカが一気に見られる

◆ 絵画だけでなくシスティーナ礼拝堂のように空間ごと再現した「環境展示」もあり

◆ 写真撮影が出来る。触ってもいいらしいよ。

名古屋から大塚国際美術館への行き方

さっそく私が住んでいる名古屋近辺から日帰りを前提としてなるべく早く到着する方法を考えてみました。

なにぶんおばさんの調べたことで間違いがあるかもしれないから、参考程度にね。もっといい経路があるかもしれないよ。

※公共交通機関で行く方法の記載料金は名古屋駅からの片道料金で美術館入館料は含んでいません(日帰りバスツアーは入館料込み)。2019年2月現在の情報です。

飛行機

名古屋から徳島まで空路での路線は2019年現在ゼロなので、この方法は無し。

車で行く

大塚国際美術館周辺は交通があまり便利ではないので、名古屋から車で行ってしまうのがベストなような気がしますね。でも、私は車の運転があまり得意でないし、夫は美術館なんて全く興味がなく運転手を頼むのも気がひけるのでこの方法は私にはナシですね。

ドラぷらによりますと名古屋西ICから鳴門北ICまで
ETC料金8,260円
通常料金10,570円
距離287.3km
渋滞考慮3時間19分
通常時間3時間19分
と出ました。高速道路のルートのことは全くわからないので、ドラぷらなどで検索してみてね。

新幹線+JR(岡山経由)

5時間31分

JR14,670円+徳島バス740円(460円+280円)

計15,410円

名古屋から岡山 新幹線

岡山から徳島 JR特急うずしお

◆これがいちばん楽かもしれないけど、結構時間かかるのね。

名古屋9:13

↓ JR新幹線のぞみ号博多行き

岡山10:50着 11:05発

↓ JR特急うずしお13号徳島行き

徳島13:04着 13:40発

↓ 徳島バス鳴門線ウチノ海総合公園行き

鳴門駅前14:16着 14:28発

↓ 徳島バス鳴門公園線鳴門公園行き 大塚国際美術館14:44着

◆上記ルートは路線バスを鳴門駅前で1度乗り換えが必要です。

徳島駅発の大塚国際美術館前に行く直行バスは徳島バス時刻表によりますとどうやら14:00発しかなさそうなので、直行バス乗車ならば美術館着は15:14頃になります。鳴門駅までJRで行ったとしても同じバスにしか乗れなさそう。

◆いずれのルートにしても15時前後にしか美術館に到着出来ないのであれば17時閉館までに滞在時間がせいぜい2時間しかありません。宿泊して翌日に美術館見学するならOKですが、日帰りでは都合の悪いルートですね。

新幹線+高速バス(新神戸経由)

約4時間 10,440円(鳴門公園口ルートの場合は10,190円)

名古屋から新神戸 新幹線

新神戸から高速鳴門 高速バス(西日本JRバス他 1時間に1本程度)

高速鳴門から徒歩7分徳島バス小鳴門橋からバスにて約10分で大塚国際美術館前下車。

あるいは、鳴門公園口下車で徒歩25分(アップダウンのある遊歩道経由)で美術館到着。

◆新幹線下車駅の新神戸で鳴門方面行きのバスに乗れるので乗り換え回数が少なく到着時間も許容範囲でまずまずかな。

阿波エクスプレス神戸号 時刻表

高速鳴門下車の場合

名古屋7:06

↓ JR新幹線のぞみ97号・7,340円

新神戸8:12着 8:25発

↓ JR四国バス 2,850円

高速鳴門10:02着

↓ ※高速鳴門から徒歩7分

小鳴門橋バス停 11:03発

↓ 徳島バス・鳴門公園行き 250円

大塚国際美術館11:14着

※高速鳴門から路線バス小鳴門橋バス停までのアクセスはこちら

◆時間的にはまずまずだけど、高速バスを降りたところからのいろいろが面倒かな。

鳴門公園口下車で遊歩道を歩く場合

名古屋7:06

↓ JR新幹線のぞみ97号・7,340円

新神戸8:12着 8:25発

↓ JR四国バス 2,850円

鳴門公園口(※下車のみ) 9:56着

↓ 遊歩道を徒歩25分

大塚国際美術館 10:21着

※鳴門公園口は下車のみ可能で、帰路(大阪・神戸方面行)の乗車は出来ません。

◆高速鳴門のひとつ手前の高速バス停鳴門公園口下車が距離的にはいちばん美術館には近いのですが、アップダウンのある遊歩道を徒歩25分くらいかかるそうです。美術館の裏側には近いのですが、そちらからは入場出来ず、表に回るのがかなり大変みたいですよ。小鳴門橋バス停でバスを待つ時間を思えば、歩くのが苦にならない人はここから歩いてしまう方が早いでしょうけど、アップダウンのある遊歩道ってどんなもんでしょうね?

◆高速バス停からうまくタクシー乗車出来ればそれがいちばんよいでしょうが、流しのタクシーなんていそうにないし(想像)、呼び出ししかないかな?高速鳴門からのタクシー料金は約2,200円所要時間15分と大塚国際美術館HPにありました。

徳島バス鳴門公園方面総合(路線バス)時刻表

新幹線+在来線+高速バス(高速舞子経由)

料金JR6,480円+高速バス2,500円+徳島バス250円 計9,230円(鳴門公園口下車の場合は8,980円)

所要時間 約4時間(鳴門公園口下車の場合は約3時間30分)

新大阪駅でJR在来線に乗り換えることが少々面倒でありますが、実はこの高速舞子から高速バスに乗車する方法がいちばん早く美術館に到着出来そうです(夜行バス使用は除外して)。高速舞子バス停はJR舞子駅から徒歩5分。徒歩ルート案内はこちらです。

◆鳴門公園口からの徒歩25分を厭わないならば、10時少し前に到着出来そうですよ。まぁ徒歩25分もどうかと思うけど、新大阪駅からJR舞子駅まで在来線で1時間乗車というのもちょっとね、どうだろうね。

2019年5月追記 新幹線で新神戸まで行き、地下鉄で三宮に行き、三宮駅前から高速バスに乗るという手もありそう。以下の舞子経由と同じバスに乗れるみたい。在来線に1時間乗らなくてもよいので少しは楽かな?でも新幹線と高速バスに乗っている時間が長い分料金も1200円くらい高くなるみたいです。Yahoo乗り換え案内などで調べてみてね。

◆こちらも高速バス停からうまくタクシー乗車出来ればかなり点数UPの予感ね。

高速鳴門下車で徳島バス利用の場合

名古屋 06:20発

↓ JR新幹線のぞみ95号・博多行

新大阪 07:10着 07:23発

↓ JR京都線快速・網干

舞子 08:25着

↓ 徒歩5分

高速舞子 8:40発

↓ 高速バス・阪神バス・サラダエクスプレス・徳島駅前行

高速鳴門 09:35着

↓ ※徒歩7分

小鳴門橋バス停 10:03発

↓ 徳島バス・鳴門公園行き

大塚国際美術館前 10:14着

※高速鳴門から路線バス小鳴門橋バス停までのアクセスはこちら

鳴門公園口下車で遊歩道を徒歩で行く場合

名古屋 06:20発

↓ JR新幹線のぞみ95号・博多行

新大阪 07:10着 07:23発

↓ JR京都線快速・網干

舞子 08:25着

↓ 徒歩5分

高速舞子 8:40発

↓ 高速バス・阪神バス・サラダエクスプレス・徳島駅前行

鳴門公園口(※下車のみ) 09:28着

↓ 遊歩道を徒歩25分

大塚国際美術館 9:53着

※鳴門公園口は下車のみ可能で、帰路(大阪・神戸方面行)の乗車は出来ません。

阪神バス他 新神戸・神戸三宮・舞子~鳴門・徳島 時刻表

徳島バス鳴門公園方面総合(路線バス)時刻表

他にも大阪(梅田・なんば・USJ)からのバスもありますが、これより早く着けそうにないから除外しました。阪神バス 大阪~徳島時刻表

夜行高速バス

◆現在名古屋・徳島間の高速バスは往路とも夜行バスしかありません。名古屋・徳島間の所要時間は8時間36分。+美術館までは70分くらいかかります(徳島駅での乗継待ち時間含めず)。

名古屋・徳島間バス料金4,100円より+JR鳴門駅まで360円徳島バス280円

計4,740円~

◆下記の夜行高速バスのバス停は美術館にまぁまぁ近い(けど徒歩ではとても無理)KS鳴門IC(6:10着)もありますが、地図で見た感じ早朝そこに到着して美術館まで行く方法がタクシー以外無理っぽい(想像)&タクシーで美術館に到着しても早すぎて時間を潰す場所もなさそう。タクシーで鳴門周辺のホテルに行って朝食を食べるという選択肢もまぁまぁ悪くないけれど。

◆遠回りになるけど、いったん徳島駅まで行って駅近辺で朝食でも食べて時間(乗継時間55分)を潰してから、電車で鳴門駅まで行って、徳島バスで美術館に向かうのがいいかなと思って調べてみたのが以下のルートです。

名古屋 22:00発

↓ コトバスエクスプレス 4100円より

徳島 翌6:36着 7:31発

↓ JR鳴門線・鳴門行 360円

鳴門 08:09着

↓ 徒歩5分

鳴門駅前 08:28発

↓ 徳島バス・鳴門公園線鳴門公園行280円

大塚国際美術館前 08:44着

◆このルートなら美術館のオープン前に到着出来るし、高速鳴門バス停から路線バス停への面倒な乗り換えもないので、いちばん分かりやすいかなと思いますが、なんといっても夜行バスで到着してその足で4キロもの美術館の展示ルートを歩けるかしら?いや出来ないことはないけれど、ちょっと気が乗らないかな。

※コトバスエクスプレス以外のバスは、徳島到着が3時台!!5時台と早すぎて、ちょっと使えないかな。「名古屋から徳島 バス」で検索するといくつかの路線ルートが出ますから、検討してみてね。

バスツアーに参加する

◆バスツアーがあれば、名古屋からそれに乗ってしまえば直接行けて楽ですよね。調べてみましたら、2019年2月現在の大塚国際美術館に行くバスツアーは以下の通りです。

日帰り(名古屋発)

3/21出発決定★Lemonを使用したお菓子付★<WEB限定掲載>『運転手2名&トイレ付バス利用!大塚国際美術館3時間30分滞在!日帰り』【名古屋駅出発】クラブツーリズム13,900 円 ~ 14,900 円

◆2019年2月現在、名古屋発の大塚国際美術館に行く日帰りバスツアーはなんと上記ひとつのみです。日程は3月から5月までの4日しかないうえ、全てが連休などの繁忙期に設定されていて混雑しそうだし、なにより滞在時間が3時間30分というのもちょっと短めかなぁ。どうかなぁ。これくらいしか選択肢ないのかな。

https://obatabi.info/2019/05/20/otsuka5/

日帰り(大阪発)

大阪発のバスツアーはさすがに徳島に近いだけあって、数社が催行しています。

(なんば・梅田発)大塚国際美術館とウェスティンホテル淡路のランチブッフェ(60分) 日帰り 阪急交通社 10,990円~

◆なんば(9:00集合)梅田(9:40集合)と、どちらも名古屋から新幹線で行けば余裕で間に合う時間ですが、ランチブッフェ付きのせいで美術館滞在時間が180分になってしまうのが残念ポイント。

『GW出発あり!1,000点を超える圧倒的な作品展示 世界唯一の陶板名画美術館 大塚国際美術館 たっぷり約5時間滞在』【JR大阪・三宮 出発】 クラブツーリズム 9,990円~

◆JR大阪(8:00発)。名古屋から新幹線とJR在来線を利用で、7:27にJR大阪駅に到着出来るので、このツアーに参加できそうですね。5時間滞在できるところもポイント高いです。

1年まるごとゴッホの「ヒマワリ」第5弾 5時間たっぷり滞在!大塚国際美術館日帰りツアー!オリオンツアー 8,000円~ ◆新大阪08:30発。新大阪駅集合なのでなんと新幹線を降りて在来線に乗ることなくバスツアーに参加出来てしまいます。滞在時間も5時間あるし、食事など不要なものがついていないからお値段もお安い。これがいちばん良さげかも?ツアー日程は土日中心ですが平日にも組まれていて選択できる日が他の会社に比べて多いです。でもバスツアーって人数が集まらなくて催行されないことが結構あるのよね。それだけが心配だわ。

【参考】美術館直通バス 大阪(なんば)・JR神戸発

時間帯がイマイチで私には問題外ですが、大阪・神戸から大塚国際美術館間の直行バスが一日一往復だけ出ています。料金は、岸和田発(3,500円)、なんば発(3,000円)、神戸発(2,500円)です。詳細はこちら(岸和田観光バス)

岸和田 8:40発

なんば 9:50発

JR神戸駅 11:05発

大塚国際美術館 12:50着

◆帰路は大塚国際美術館を14:55発です。

さてどれを選ぶか?

金額と到着時間から考えると、夜行高速バスがいちばん有利ですね。しかし、おばさんなので少々高くなっても出来ればこの季節(2月半ばの冬真っ只中)は夜行バスは避けたいところです。

他のどのルートを選ぶとしても、高速バスを高速鳴門で降りてから路線バスに乗り換えるくだりが面倒だし、鳴門公園口から徒歩25分も悪天候の日だったりしたら苦行だし。

結局、私は大阪発のバスツアーで行くことを検討中。名古屋大阪間の交通費はかかってしまうけど、直接美術館に乗りつけてもらえるのはやはり楽だもんね。最近いろいろなことが面倒で楽な方へどんどん流されがちだわ。

うまく行って来られたら、また報告しますね。

追記

結局、大阪発のオリオンツアーのバスツアーに参加することにしました。バスツアー詳細は次のページです。